好きな音楽に関する雑感
流行りの音楽が嫌いだ
流行っているというだけで勇ましいロックも、甘いバラードも、元気なアイドルソングも、軽佻浮薄なものに感じてしまう。耳から神経を通して脳に流入するだけで不快な気分になってくる。
なぜ流行りが嫌いなのかと問われれば、答えはきっと、流行りの曲の音楽性にあるのではなく、自己の内面に求められるのだと思う。
身も蓋もないことを言えば、キラキラしている人が苦手なのだ。
だからそういった人種が聴きそうな時流に乗った音楽も、嫌いなのだ。特にイケメンが「オレ今すげえいいこと言ってるわ〜」とでも言いたげに歌うバラードなんかは歌詞におけるすべての粗をあげまくってやりたいくらいに腹が立つ。すげえ情けない。
タイトルに立ち返り本題に入る。
一体私はどんな音楽が好きなんだろう
イケメンが嫌いならブサイクが歌ってる曲なら好きなのだろうかといえばそんな単純な話ではないはず、、、
なのだが好きなアーティストは基本的にブサイクだ。
私はブサイクだけども、だからこその鬱屈した感情や奔放な恋愛観を持っていて、それが独特な言葉選びや節回しとなって表出されている楽曲を作っているアーティストに惹かれるのだと思う。(多分ブサイク関係ないけど)
ここから、好きな曲を2.3紹介させて頂く。
あいみょんの『愛を伝えたいだとか』は、概して言ってしまえば、ただ彼女に振り回されている男の悲しい自己反省なのだが、それを気怠げなメロディに心情の直接表現と叙景から情景を浮かび上がらせる表現を並立させた歌詞をうまく乗せることができているために、とても詩的な楽曲にできている。基本的にこういった雰囲気の楽曲には弱い。スガシカオなどにも通ずる雰囲気がある。
あいみょん『愛を伝えたいだとか』
amazarasiの『ジュブナイル』は私の中で思春期に聴きたい曲ランキング殿堂入りの楽曲だ。
まずamazarasiはボーカルの秋田ひろむの声がいい。嫌いと言う人も多いが、私はamazarasiのメッセージ性の強い楽曲は、この声でなければ伝えきれないのではないかとすら思う。
受験期には、この曲に、この詞に、この声に、幾度となく崩れ落ちそうな体を抱きとめてもらった。
amazarasi 『ジュブナイル』
https://www.youtube.com/watch?v=IzMZCCddyf0&feature=share
「このアイドルはブスです。だけどそれだけじゃない」
そんな風に知人に紹介したくなってしまうのが【ヤなことそっとミュート】の魅力だと思う。
所謂、「楽曲派」と呼ばれるタイプの地下アイドルで、オルタナロック系統の濁ったギターやガンガンに鳴らす重低音などの、アイドルらしからぬ本格的なライブサウンドで今、注目されている。
そのヤナミューの楽曲の中でら一際素晴らしいと思えたのが『Lily』だ。
この曲は説明するより聴いた方が早いと思う(放棄)
ヤなことそっとミュート『Lily』
(ここで文章は途切れている…)